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ジルコニアインプラントとは?特徴やメリット・デメリットを解説

2026.09.04

歯を失った際の治療法として広く行われているインプラントは、一般的に人工歯根にチタンが使用されています。一方で、近年は人工歯根までジルコニアで作られた「ジルコニアインプラント」も選択肢の一つとして知られるようになりました。しかし、「チタンとの違いは何か」「どのような特徴があるのか」と疑問を持つ方もいるでしょう。今回は、ジルコニアインプラントの特徴やメリット、デメリットについて、徳島市の歯医者 すずき歯科が解説します。

 

1. ジルコニアインプラントの特徴

ジルコニアインプラントとは、顎の骨に埋め込む人工歯根部分から、歯の形を補う被せ物までジルコニアを使用したインプラントです。一般的なチタン製インプラントとは素材が異なるため、特徴を理解したうえで選択することが大切です。


①人工歯根もジルコニア製

一般的なインプラントでは人工歯根にチタンが使用されますが、ジルコニアインプラントは人工歯根もジルコニアで作られています。そのため、金属を使用しないインプラント治療の選択肢となります。

②白色の素材である

ジルコニアは白色の素材であるため、歯ぐきが薄い方でも金属色が透けにくいという特徴があります。特に前歯など審美性を重視する部位で検討されることがあります。

③高い強度を持つセラミック

ジルコニアはセラミックの中でも硬く丈夫な素材です。噛む力に耐えやすい性質がありますが、強い衝撃や過度な力が加わると破損する可能性もあります。

④プラークが付着しにくい

表面が滑らかなため、プラーク(歯垢)が付着しにくいとされています。ただし、インプラント周囲の炎症を防ぐためには、毎日の口腔ケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。

⑤症例が限られる場合がある

ジルコニアインプラントは対応できる症例や取り扱っている歯医者が限られることがあります。骨の状態や噛み合わせなどを総合的に診査し、適応を判断します。

ジルコニアインプラントには金属を使用しないことや自然な見た目などの特徴がありますが、適応には個人差があるため、事前の診査が重要です。

 

2. ジルコニアインプラントのメリット

ジルコニアインプラントには、素材の特性を生かしたさまざまなメリットがあります。


①金属を使用しない

人工歯根に金属を使用しないため、金属アレルギーが心配な方にとって選択肢となる場合があります。ただし、治療方法は歯科医師の診査をもとに判断します。

②自然な見た目を目指せる

人工歯根が白色であるため、歯ぐきが下がった場合でも金属色が目立ちにくいことがあります。前歯など審美性を重視する部位で検討されることがあります。

③耐食性に優れている

ジルコニアは腐食しにくい素材です。お口の中の環境による影響を受けにくい素材として知られています。

④汚れが付きにくい

表面が滑らかなため細菌が付着しにくいとされており、適切なセルフケアと定期的な管理を続けることで、お口の健康維持につながります。

⑤身体の組織になじみやすい性質を持つ

ジルコニアは、身体の組織となじみやすい性質を持つ材料として、歯科治療に使用されています。ただし、治療後の経過は、骨や歯ぐきの状態、日頃のケアなどによって異なります。

ジルコニアインプラントには見た目や素材の特性によるメリットがありますが、それぞれの特徴を理解したうえで治療方法を選ぶことが大切です。

 

3. ジルコニアインプラントのデメリット

ジルコニアインプラントは多くの特徴を持つ一方で、注意すべき点もあります。治療を検討する際は、デメリットについても確認しておきましょう。


①対応している歯医者が限られる

ジルコニアインプラントは一般的なチタンインプラントと比べて導入している歯医者が少ないため、治療を受けられる施設が限られることがあります。

②適応症例が限られる

骨の量や質、噛み合わせなどによっては、チタンインプラントの方が適している場合があります。すべての患者さんに適応できるわけではありません。

③費用が高くなる傾向がある

自由診療となることが多く、一般的なインプラント治療と比べても費用が高くなる場合があります。事前に治療内容と費用を確認しましょう。

④破損した場合の対応が難しいことがある

ジルコニアは強度が高い一方で、割れた場合の修理が難しいケースがあります。過度な力がかからないよう、噛み合わせの管理が重要です。

⑤長期的な臨床データがチタンインプラントより少ない

ジルコニアインプラントは臨床で使用されるようになってからの期間がチタンインプラントより短く、長期予後に関する報告は現在も蓄積されています。

ジルコニアインプラントには多くの利点がありますが、症例や治療環境によって適した選択肢は異なります。歯科医師と十分に相談し、ご自身に合った治療法を選択することが重要です。

 

4. 徳島市の歯医者 すずき歯科のインプラント治療

徳島県徳島市の歯医者 すずき歯科では、歯を失った部分の機能回復を目的としてインプラント治療を行っています。
インプラントはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に被せ物を装着して噛み合わせや見た目を補う治療法です。

【徳島県徳島市の歯医者すずき歯科のインプラントの特徴】

インプラントの特徴①:大学病院にてインプラント治療に携わってきた経験を持ち、日本口腔インプラント学会の専門医が在籍しています。

インプラント治療に関するセミナーで講師を務めた経験のある院長が、これまでの外科的処置の知見を活かし、難しい症例にも対応できる体制を整えております。骨が少ないなどの理由で他院で断られてしまった方のご相談も受け付けております。

インプラントの特徴②:目的に合わせた機材の使用

当院は、インプラントやむし歯治療、マウスピース矯正など目的に合わせた個別の口腔内スキャナー(お口の中を3Dで撮影する機器)を使用しています。
使い分けをすることにより、患者さんの口腔内の情報を精緻に把握するようにしております。

インプラントの特徴③:噛み合わせや見た目にも配慮

矯正や補綴の知識も踏まえ、噛み合わせや見た目の調和を考慮した治療計画を立てています。特に前歯の症例では自然さを重視した設計を行っています。
当院では技工士が常駐し、患者さん一人ひとりのお口に合った詰め物を短期間で提供できるよう努めています。

徳島県徳島市でインプラント治療をご検討の方は、まずは初診相談をご利用ください。症状や治療方法について丁寧にご説明いたします。

 

まとめ

ジルコニアインプラントは、人工歯根までジルコニアを使用したインプラントです。金属を使用しないことや自然な見た目などの特徴がある一方で、適応症例や費用、対応できる歯医者が限られるなどの注意点もあります。ジルコニアインプラントについてご相談をご希望の方は、徳島市の歯医者 すずき歯科までお気軽にご相談ください。

 

監修:医療法人すずき歯科 院長 鈴木 温(すずき あつし)

【経歴】
1983年 徳島大学歯学部 卒業
1987年 徳島大学大学院歯学研究科 修了(歯学博士 取得)
1987年 徳島大学歯学部 助手
1989年 徳島大学歯学部附属病院 第二補綴科 外来医長
1992年 徳島大学歯学部にブローネマルクインプラントを導入
2000年 徳島大学歯学部附属病院 講師
2000年 医療法人すずき歯科 開設(徳島市住吉)
2003年 医療法人すずき歯科 法人化
2020年 医療法人すずき歯科 移転開設

【所属学会・スタディーグループ】
・日本補綴歯科学会(専門医・指導医)
・日本口腔インプラント学会(専門医)
・MID-G 役員

【修了セミナー・研究分野】
・ブローネマルクインプラント研究
・顎運動のコンピュータ解析(シミュレーション研究)
・補綴および顎機能回復に関する臨床・教育活動
・外科手術・オペノートによる症例記録研究

【専門分野】
・補綴歯科治療(義歯・被せ物・ブリッジなど)
・インプラント治療
・咬合・顎機能再建
・口腔リハビリテーション
・補綴治療(セラミック)

投稿者:医療法人すずき歯科(tokushima-dent.jp)