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インプラント治療のレントゲン・CTはいつ撮る?撮影する目的とタイミングを解説

2026.09.07

インプラント治療を検討している方の中には、「レントゲンはいつ撮るのか」「何のために撮影するのか」と疑問を持つ方もいるでしょう。インプラント治療では、口腔内や顎の骨の状態などを確認するために、レントゲンやCTによる検査を行うことがあります。撮影は治療前だけでなく、治療中や治療後にも行われることがあります。今回は、インプラント治療でレントゲンを撮影する目的やタイミング、CTとの違いについて、徳島市の歯医者 すずき歯科が解説します。

 

1. インプラント治療でレントゲン・CTを撮影する目的

インプラント治療では、治療計画を立てるだけでなく、治療中や治療後の状態を確認するためにもレントゲン撮影をすることがあります。主な目的を確認しておきましょう。


①顎の骨の状態を確認する

レントゲンでは歯や顎の骨の状態を確認し、必要に応じて歯科用CTを用いて骨の高さや幅、厚みなどの形態を三次元的に評価します。これによりインプラントを埋め込めるかを判断し、治療方法を検討するためにも重要な情報となります。

②周囲の組織との位置関係を確認する

下顎の神経や上顎洞(上顎の骨の内部にある空洞)など、周囲の組織との位置関係を確認し、治療計画を立てる際の参考にすることがあります。

③治療計画を立てる

インプラントを埋め込む位置や角度、本数などを検討するための資料として活用されます。検査結果をもとに、口腔内の状態に応じた治療計画を検討します。

④治療後の状態を確認する

インプラントが埋め込まれた位置や、周囲の骨の状態を確認するために撮影することがあります。

⑤経過観察を行う

定期検診では、インプラントや周囲の骨に変化がないか確認し、長期的な管理につなげます。異常の早期発見に役立つこともあります。

レントゲン撮影の目的は、治療の段階によって異なります。必要なタイミングで撮影を行い、状態を確認しながら治療を進めることが大切です。

 

2. インプラント治療のレントゲン・CTを撮影するタイミングとは

 

レントゲンは治療の進行に合わせて複数回撮影することがあります。それぞれのタイミングには目的があります。

 

①初診・検査時

口腔内全体や顎の骨の状態を確認し、治療方法を検討するために撮影することがあります。現在の口腔内の状態を把握するための基本的な検査です。

②治療計画を立てる前

インプラント手術の治療計画を立てる際には、歯科用CTを撮影し、顎の骨の幅や高さ、神経や上顎洞との位置関係などを三次元的に確認します。得られた情報をもとに、治療方法やインプラントを埋め込む位置を正確に検討します。 

③手術後

インプラントが埋め込まれた位置や、周囲の骨の状態を確認するために撮影することがあります。術後の状態を確認するためにも重要な検査です。

④人工歯を装着する前後

上部構造(インプラントに装着する人工歯)を装着する際には、必要に応じてデンタルエックス線を撮影し、インプラントやアバットメント、上部構造の適合状態などを確認します。

⑤定期検診のとき

治療終了後も必要に応じて撮影を行い、インプラントや周囲の骨に異常がないか確認します。過去の画像と比較することで、インプラント周囲の骨の高さなどに変化がないか確認します。

レントゲンは一度だけではなく、治療の流れに合わせて必要なタイミングで撮影することがあります。撮影時期や回数は口腔内の状態や治療内容によって異なるため、歯科医師の判断に基づいて行われます。

 

3. インプラント治療で撮影するレントゲンとCTの違い

一般的に「レントゲン」と呼ばれるパノラマエックス線撮影やデンタルエックス線撮影と、三次元的に確認できる歯科用CT(CBCT)では、得られる情報が異なります。それぞれ確認できる内容が異なり、インプラント治療では目的に応じて使い分けられます。


<レントゲン>

①口腔内全体の状態を確認しやすい

レントゲンでは、歯や顎の骨などの状態を平面的な画像で確認することができます。治療前の検査として撮影することもあります。

②治療前後の状態を比較できる

治療前後に撮影した画像を比較し、インプラントや周囲の骨の状態を確認することがあります。

③定期的な経過観察に用いられることがある

定期検診でも必要に応じて撮影されることがあり、インプラントや周囲の骨の変化を確認します。

<CT>

①顎の骨を立体的に確認できる

顎の骨の厚みや高さ、幅などを立体的に把握でき、インプラントを埋め込む位置や角度を検討する際に必ず活用されます。CTを撮影せずにインプラント治療を進めることはリスクを伴うため、適切な治療のために欠かせない検査です。

②神経や上顎洞の位置を把握できる

下顎の神経や上顎洞など、解剖学的に重要な組織の位置を確認し、インプラントを埋め込む位置との関係を検討します。CTを撮影せずに、これらの三次元的な位置関係を正確に確認することは困難です。

③治療計画を立てる際の資料になる

治療計画を立てるにはCTを撮影し、埋め込む骨や周囲の組織の状態などを確認する必要があります。CTなしでは、インプラントの位置や角度などを正確に設計することは不可能です。

レントゲンとCTには、それぞれ異なる特徴があります。治療内容や確認する部位などに応じて、適した検査が選択されます。

 


4. 徳島市の歯医者 すずき歯科のインプラント治療

徳島県徳島市の歯医者 すずき歯科では、歯を失った部分の機能回復を目的としてインプラント治療を行っています。
インプラントはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に被せ物を装着して噛み合わせや見た目を補う治療法です。

【徳島県徳島市の歯医者すずき歯科のインプラントの特徴】

インプラントの特徴①:大学病院にてインプラント治療に携わってきた経験を持ち、日本口腔インプラント学会の専門医が在籍しています。

インプラント治療に関するセミナーで講師を務めた経験のある院長が、これまでの外科的処置の知見を活かし、難しい症例にも対応できる体制を整えております。
骨が少ないなどの理由で他院で断られてしまった方のご相談も受け付けております。

インプラントの特徴②:目的に合わせた機材の使用

当院は、インプラントやむし歯治療、マウスピース矯正など目的に合わせた個別の口腔内スキャナー(お口の中を3Dで撮影する機器)を使用しています。
使い分けをすることにより、患者さんの口腔内の情報を精緻に把握するようにしております。

インプラントの特徴③:噛み合わせや見た目にも配慮

矯正や補綴の知識も踏まえ、噛み合わせや見た目の調和を考慮した治療計画を立てています。特に前歯の症例では自然さを重視した設計を行っています。
当院では技工士が常駐し、患者さん一人ひとりのお口に合った詰め物を短期間で提供できるよう努めています。

徳島県徳島市でインプラント治療をご検討の方は、まずは初診相談をご利用ください。症状や治療方法について丁寧にご説明いたします。

まとめ

インプラント治療では、顎の骨の状態、神経の位置、上顎洞などの解剖学的に重要な形態などを把握するために、レントゲンやCTによる検査が必要です。撮影は治療前だけでなく、手術後や定期検診など、治療の段階に応じて行われることがあります。レントゲンとCTは得られる情報が異なるため、口腔内の状態や治療内容に応じて必要な検査が選択されます。インプラント治療やレントゲンについてお悩みの方は、徳島市の歯医者 すずき歯科までお問い合わせください。

 

監修:医療法人すずき歯科 院長 鈴木 温(すずき あつし)

【経歴】
1983年 徳島大学歯学部 卒業
1987年 徳島大学大学院歯学研究科 修了(歯学博士 取得)
1987年 徳島大学歯学部 助手
1989年 徳島大学歯学部附属病院 第二補綴科 外来医長
1992年 徳島大学歯学部にブローネマルクインプラントを導入
2000年 徳島大学歯学部附属病院 講師
2000年 医療法人すずき歯科 開設(徳島市住吉)
2003年 医療法人すずき歯科 法人化
2020年 医療法人すずき歯科 移転開設

【所属学会・スタディーグループ】
・日本補綴歯科学会(専門医・指導医)
・日本口腔インプラント学会(専門医)
・MID-G 役員

【修了セミナー・研究分野】
・ブローネマルクインプラント研究
・顎運動のコンピュータ解析(シミュレーション研究)
・補綴および顎機能回復に関する臨床・教育活動
・外科手術・オペノートによる症例記録研究

【専門分野】
・補綴歯科治療(義歯・被せ物・ブリッジなど)
・インプラント治療
・咬合・顎機能再建
・口腔リハビリテーション
・補綴治療(セラミック)

投稿者:医療法人すずき歯科(tokushima-dent.jp)