2018.06.26
去年、すずき歯科さんに、「どうか助けて!」と駆け込んだ時、すでに左下6番の歯は半分しかなかった。
急な”お願い”にもかかわらず、受付の方はとてもていねいに対応してくれた。
その後、診察してくれたドクターが「大丈夫、これだけ骨があればインプラントできますよ。」と言ってくれたので、どうしたらよいかわからず、せっぱつまった状況から開放され、その日はぐっすり眠れた。
この時より、1か月ほど前、徒歩10分位の歯科。
「この歯はグラグラで抜くしかない。後はブリッジかインプラントになるが、骨が少ないので、他で増やしてからインプラントの手術します。」その後、「半分だけ抜いてブリッジにします。」と、こういう結末になってしまった。
今まで口腔ケアなるものを全くしてこなかった脳天気な私は、こうしてあっけなく自分の歯を失った。
こういういきさつで残念ながら歯は無くしたが、運よくすずき歯科さんにたどり着き、得た物は大きかった。
まず、つまようじ法という歯みがきの仕方を教えてもらった。
手始めは、スタッフの方がやってくれるのだが、すごく心地よくて”歯医者さんにいる”ということすら忘れて眠ってしまいそうになった。
歯の表面はもちろんすべすべ、上あごと歯の境目がすっきり、すがすがしい気分になったのでこれにはびっくりした。
この歯ブラシと少量の水さえあればどこでもみがけるのでとてもちょうほうしている。
“どこでも歯みがきタイム”
待合室で治療を終えた人が、歯ブラシを持って出てくるのを見るたび、”あっ、また新しい仲間が増えたな”とうれしくなる。
インプラント手術をする前に、歯ぐきが下がり黒くなった金属の土台が見えているところのメンテナンスや歯の根の薬の入れ替えをしてもらい、それと並行してホワイトニングにも初チャレンジしてみた。
しかし、これがけっこうきつくて辛かった。今まで何となく口にしていた食物は、色つきの物がほとんどという現実は考えた事がなかったのだ。つねに白い歯を維持しているドクター、スタッフの方々は本当にすごいと思った。
インプラント手術は自分が思っていたよりも早く決行する事となった。
鼻呼吸が下手な私は手術中に”セキや鼻水が出たらどうしよう”とドキドキしていたが、幸いセキも出ず、ドクターとスタッフのおかげで無事終了。術後の痛みはほとんどなく、すこし頬が腫れたくらいですんだ。
そして現在は、上物の白い歯も着けてもらい、うれしくて一人悦に入っている。歯がないと食物も味がわからないということにも気付かされた。
すごいと思うのは、レントゲン写真に、埋めてあるインプラントが白く写っているのに(あたり前だけど)、これは人工物でなく自分の歯だよネ、と思えるほど、同化している事である。とてもしっくりなじんでいるのだ。
本当にドクターの技量はすばらしいの一言につきる。
それから、こちらのカムカムクラブでは、小さな子達が歯をみてもらっている。この子達はとても幸せな子達だ。
56才の私からみると、とてもうらやましい限りであるが、この子達に負けないよう、これからは歯を大切にしたい。
すずき歯科さんは、ドクター、スタッフの方がとても感じよく、院内の雰囲気は気さくで明るい。
何より空気がとても軽く感じられる。だから通院しやすい。
治療中もつねに声かけをしてくれるので安心できる。
ドクター、スタッフの方々、本当にありがとう。そしてこれからもどうぞよろしく。
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