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虫歯がある場合のインプラント治療の正しい順番と注意点

2026.02.20

インプラント治療を検討しているものの、現在虫歯がある場合、どのような順番で治療を進めるべきか迷う方も多いのではないでしょうか。虫歯をそのままにしてインプラント治療を行うと、細菌の影響により治療の経過に影響を及ぼす可能性があるため、事前の対応が重要です。今回は虫歯がある場合のインプラント治療の順番と注意点について、徳島市の歯医者、すずき歯科が解説します。

 

1. 虫歯がある状態でインプラント治療はできるのか

インプラント治療は外科的な処置を行うため、治療前にお口の中を整えておくことが大切です。虫歯がある場合でも、すぐにインプラントができるかどうかは、虫歯の状態によって判断が分かれます。


①虫歯の進み具合による違い

ごく初期の虫歯であれば、経過を見ながらインプラント治療の準備を進めることもあります。一方、虫歯が進行している場合は、感染を防ぐために先に治療を行うことが一般的です。

②細菌が与える影響

虫歯菌が多い状態でインプラント治療を行うと、治療した部分に炎症が起こる可能性があります。そのため、事前にお口の中を清潔な状態に整えることが勧められます。

③歯ぐきや骨の健康も重要

虫歯が悪化すると、歯ぐきやあごの骨に影響が出ることがあります。インプラントは骨に固定する治療のため、土台となる骨の状態を確認することが大切です。

④応急対応が必要な場合

強い痛みや腫れがあるときは、まず症状を落ち着かせる処置を行います。その後、状態が安定してから、インプラントを含めた治療計画を考えていきます。

⑤歯科医師が全体を見て判断

虫歯の数や位置、歯ぐきの状態、全身の健康状態をふまえて、どの治療を優先するかを歯科医師が判断します。

虫歯があるからといって、必ずインプラント治療ができないわけではありません。治療を進めるためにも、まずはお口の状態を確認し、歯科医師に相談することが大切です。

 

2. 虫歯治療とインプラント治療の基本的な順番

インプラント治療を検討する際は、まず口の中の状態を整えることが大切です。虫歯や歯周病がある場合は、先に治療を行い、炎症や感染が落ち着いてからインプラント治療に進むのが基本です。

 

①口腔内全体の検査と診断

レントゲンやCTなどを用いて、虫歯や歯周病の有無、あごの骨や歯ぐきの状態を確認し、治療の優先順位を決めます。

②虫歯治療を優先して行う

虫歯は細菌の温床となるため、進行する前に治療を行うことで、感染リスクを抑えることができます。感染源を取り除くことで、口の中の環境を整えることにつながります。

③歯周病の改善を図る

歯周病がある場合は、歯ぐきの炎症を抑える処置を優先して行います。インプラントを長持ちさせるためにも、歯ぐきやあごの骨の健康を維持することが重要です。

④口腔内が安定した状態を確認

虫歯や歯周病の治療後、炎症や腫れが落ち着いているかを確認します。そのうえで、インプラント治療を進められる状態かどうかを再評価します。

⑤インプラント治療へ移行

口の中の状態が整っていることを確認したうえで、インプラント治療を開始します。適切な順序で進めることで、治療後の経過も管理しやすくなります。

このように、口の中の状態を整えてからインプラント治療を行うことは、治療をスムーズに進めるための大切なステップといえるでしょう。


3. インプラント治療と虫歯治療を考えるうえでの注意点

インプラント治療では、どの治療を先に行うかを考えることが大切です。順番を意識して進めることで、治療計画が立てやすくなり、途中での調整も少なくなります。そのため、事前にいくつかの注意点を確認しておく必要があります。


①お口の中の状態を整えておく

むし歯がある場合は、先に状態を確認することが重要です。お口の中を整えてからインプラント治療を行うことで、治療を進めやすくなります。

②インプラント周囲の環境に配慮する

歯ぐきや骨の状態が安定していると、インプラントのまわりの管理がしやすくなります。事前に確認しながら進めることが注意点のひとつです。

③治療の流れが把握しやすくなる

治療の順番を整理しておくと、通院回数や期間の見通しを立てやすくなります。計画的に進めたい方にとって重要なポイントです。

④追加の対応が必要になることもある

状態によっては、補助的な処置が必要になる場合があります。あらかじめ可能性を知っておくことで、落ち着いて治療を進めやすくなります。

インプラント治療の順番を意識することは、治療をスムーズに進めるための大切な注意点です。事前に確認を行い、歯科医師と相談しながら進めていきましょう。

 


4. 徳島市の歯医者 すずき歯科のインプラント治療

徳島県徳島市の歯医者 すずき歯科では、歯を失った部分の機能回復を目的としてインプラント治療を行っています。
インプラントはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に被せ物を装着して噛み合わせや見た目を補う治療法です。

【徳島県徳島市の歯医者すずき歯科のインプラントの特徴】

インプラントの特徴①:大学病院にてインプラント治療に携わってきた経験を持ち、日本口腔インプラント学会の専門医が在籍しています。

インプラント治療に関するセミナーで講師を務めた経験のある院長が、これまでの外科的処置の知見を活かし、難しい症例にも対応できる体制を整えております
骨が少ないなどの理由で他院で断られてしまった方のご相談も受け付けております。

インプラントの特徴②:目的に合わせた機材の使用

当院は、インプラントや虫歯治療、マウスピース矯正など目的に合わせた個別の口腔内スキャナー(お口の中を3Dで撮影する機器)を使用しています。
使い分けをすることにより、患者さんの口腔内の情報を精緻に把握するようにしております。

インプラントの特徴③:噛み合わせや見た目にも配慮

矯正や補綴の知識も踏まえ、噛み合わせや見た目の調和を考慮した治療計画を立てています。特に前歯の症例では自然さを重視した設計を行っています。
当院では技工士が常駐し、患者さん一人ひとりのお口に合った詰め物を短期間で提供できるよう努めています。

徳島県徳島市でインプラント治療をご検討の方は、まずは初診相談をご利用ください。症状や治療方法について丁寧にご説明いたします。

まとめ

虫歯がある場合のインプラント治療では、まず虫歯治療を優先し、口の中の環境を整えてから進めることが基本です。順番を誤ると、治療が予定通り進まないリスクがあるため、事前の検査と治療計画がとても大切になります。また、日常のケアや定期検診も、治療の経過に関わる大切なポイントです。虫歯やインプラントの治療の順番でお悩みの方は、徳島市の歯医者 すずき歯科までお問い合わせください。

 

監修:医療法人すずき歯科 院長 鈴木 温(すずき あつし)

【経歴】
1983年 徳島大学歯学部 卒業
1987年 徳島大学大学院歯学研究科 修了(歯学博士 取得)
1987年 徳島大学歯学部 助手
1989年 徳島大学歯学部附属病院 第二補綴科 外来医長
1992年 徳島大学歯学部にブローネマルクインプラントを導入
2000年 徳島大学歯学部附属病院 講師
2000年 医療法人すずき歯科 開設(徳島市住吉)
2003年 医療法人すずき歯科 法人化
2020年 医療法人すずき歯科 移転開設

【所属学会・スタディーグループ】
・日本補綴歯科学会(専門医・指導医)
・日本口腔インプラント学会(専門医)
・MID-G 役員

【修了セミナー・研究分野】
・ブローネマルクインプラント研究
・顎運動のコンピュータ解析(シミュレーション研究)
・補綴および顎機能回復に関する臨床・教育活動
・外科手術・オペノートによる症例記録研究

【専門分野】
・補綴歯科治療(義歯・被せ物・ブリッジなど)
・インプラント治療
・咬合・顎機能再建
・口腔リハビリテーション
・補綴治療(セラミック)


投稿者:医療法人すずき歯科(tokushima-dent.jp)