2026.01.19
インプラント治療を検討している方にとって、治療前に行う抜歯の痛みがどの程度なのかは、気になる点の一つかもしれません。抜歯後の回復状況や、次の治療までの期間によって、痛みの感じ方が変わることもあります。そのため、事前に基本的な知識を知っておくことが大切です。 今回は、インプラント治療前の抜歯で起こりやすい痛みやタイミング、軽減方法について、徳島市の歯医者 すずき歯科が解説します。
目次
抜歯は多くの場合、麻酔を使用して行われるため処置中の強い痛みは起こりにくいとされています。ただし、麻酔が切れた後は組織が反応することで痛みが出ることがあります。
抜歯後は歯ぐきが刺激を受けた状態となるため、数時間ほど鈍い痛みが出る場合があります。麻酔が切れる頃に感じやすく、冷やすと落ちつくことがあります。
治癒の過程で軽い炎症が起こると、歯ぐきが腫れることがあります。その影響で、押されるような痛みを感じる場合があります。
横になったときや入浴後など、血流が増える場面で痛みが強まることがあります。こうした痛みは、一時的な反応としてみられる場合があります。
強いうがいや舌で触れると傷口が揺れ、刺激が生じることがあります。治りを妨げないためにも、触れないよう意識することが大切です。
抜歯後は血のかたまりが固まって傷口を覆うことにより感染を防ぎ、抜歯した後の窪みが治っていきます。 この血のかたまりができなかったり、取れてしまって骨が露出して傷が治らないことにより、強い痛みが出ることをドライソケットと言います。 強くうがいをしたり、抗生剤を用法通りに飲まないことによる傷口の感染や、喫煙による血液の供給不足などによって起こります。 抜歯から数日後にズキズキした強い痛みが発生します。歯を抜いた後に痛みが強くなるような変化があれば早めに相談することが重要です。
抜歯後の痛みは治癒の過程でみられることが多いものの、気になる変化がある場合は歯医者での確認を検討することが大切です。
インプラント治療では、抜歯後すぐに治療を進めるケースもあれば、歯ぐきや骨の回復を待ってから次のステップに進む場合もあります。ここでは、インプラント治療に向けた抜歯のタイミングについて解説します。
歯ぐきや骨の状態が整っている場合は、抜歯当日にインプラントを埋入することがあります。治療回数を抑えやすい一方で、適応できる条件が限られることもあるため、事前の診断が重要です。
抜歯後の傷が落ち着くまで、2か月ほど治癒期間を設ける方法です。抜歯したあとは通常1か月ほどで歯茎はほとんと治癒します。さらに1ヶ月待つことにより、抜歯した後の傷を生体が治そうと組織が活性化した時期にインプラントを埋入します。 この時期にインプラントを埋入することで、インプラントと骨の結合スピードが加速し、治療を進めやすくなります。
抜歯した部分の骨量が少ない場合には、骨造成と呼ばれる処置を行うことがあります。これは患者さんご自身の顎の骨を移植したり、人工骨を使って不足している骨を増加させます。この場合、治癒期間が長くなることもあり、段階的に進めていくことが大切です。
抜歯のタイミングは、口腔内の状態によって異なることがあります。治療計画を立てる前に検査を行い、口腔内環境を確認したうえで、適した方法を検討していくことが大切です。
抜歯後の過ごし方に気を配ることで、痛みが出にくくなることがあります。抜歯後の治りを妨げないためにも、日常生活で気を付けたいポイントを把握しておきましょう。
抜歯直後は頬の外側からタオルで冷やすことで、腫れや痛みが和らぐ場合があります。抜歯してから24時間以上の冷却は避けて下さい。過度の冷却はその後の傷の治りを妨害することになります。
痛み止めは指示通りのタイミングで服用することが重要です。また感染を防ぐための抗生剤は決められた日数だけ飲み切るようにして下さい。症状が収まったからといって自己判断で量を減らしたり飲まなかったりすると感染が起こることがあります。 継続的な痛みがある場合は歯医者に相談しましょう。
抜歯直後のうがいは、血のかたまりが流れ出る原因となることがあります。食後は軽く口をすすぐ程度にとどめることで、傷口を守りやすくなる場合があります。
硬い食べ物は患部に触れやすく、刺激となることがあります。柔らかい食事から始め、噛む位置を工夫すると負担を減らしやすくなります。
血流が変化して痛みが強まる場合があるため、抜歯直後は控えることが望ましいとされています。
抜歯後の過ごし方を意識することで、治癒を助けながら痛みを抑えやすくなります。あわせて、数日間は無理のない生活を心がけることで、回復の流れを整えやすくなるでしょう。
徳島県徳島市の歯医者 すずき歯科では、歯を失った部分の機能回復を目的としてインプラント治療を行っています。
インプラントはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に被せ物を装着して噛み合わせや見た目を補う治療法です。
インプラント治療に関するセミナーで講師を務めた経験のある院長が、これまでの外科的処置の知見を活かし、難しい症例にも対応できる体制を整えております 骨が少ないなどの理由で他院で断られてしまった方のご相談も受け付けております。
当院は、インプラントやむし歯治療、マウスピース矯正など目的に合わせた個別の口腔内スキャナー(お口の中を3Dで撮影する機器)を使用しています。 使い分けをすることにより、患者さんの口腔内の情報を精緻に把握するようにしております。
矯正や補綴の知識も踏まえ、噛み合わせや見た目の調和を考慮した治療計画を立てています。特に前歯の症例では自然さを重視した設計を行っています。 当院では技工士が常駐し、患者さん一人ひとりのお口に合った詰め物を短期間で提供できるよう努めています。
徳島県徳島市でインプラント治療をご検討の方は、まずは初診相談をご利用ください。症状や治療方法について丁寧にご説明いたします。インプラント前に行う抜歯では、処置後に一時的な痛みを感じることがあります。抜歯やインプラントの時期は、お口の中の状態によって調整されるため、事前の検査と治療計画が重要です。痛みや違和感が長引く場合は、無理に我慢せず歯医者へ相談することで、その後の治療も進めやすくなります。
インプラント前の抜歯の痛みでお悩みの方は、徳島市の歯医者 すずき歯科までお問い合わせください。
【経歴】
1983年 徳島大学歯学部 卒業
1987年 徳島大学大学院歯学研究科 修了(歯学博士 取得)
1987年 徳島大学歯学部 助手
1989年 徳島大学歯学部附属病院 第二補綴科 外来医長
1992年 徳島大学歯学部にブローネマルクインプラントを導入
2000年 徳島大学歯学部附属病院 講師
2000年 医療法人すずき歯科 開設(徳島市住吉)
2003年 医療法人すずき歯科 法人化
2020年 医療法人すずき歯科 移転開設
【所属学会・スタディーグループ】
・日本補綴歯科学会(専門医・指導医)
・日本口腔インプラント学会(専門医)
・MID-G 役員
【修了セミナー・研究分野】
・ブローネマルクインプラント研究
・顎運動のコンピュータ解析(シミュレーション研究)
・補綴および顎機能回復に関する臨床・教育活動
・外科手術・オペノートによる症例記録研究
【専門分野】
・補綴歯科治療(義歯・被せ物・ブリッジなど)
・インプラント治療
・咬合・顎機能再建
・口腔リハビリテーション
・補綴治療(セラミック)
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