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インプラント治療後の口臭の原因について

2024.01.08

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 インプラント治療は、歯を失った方にとって優れた治療法になります。インプラントは見た目や噛む力を元の自然の歯に近い状態に取り戻すことが出来ます。ですが治療後に口臭が気になり、悩む方がいらっしゃいます。インプラント治療で口腔内に装着されるパーツには口臭を発生させるものは使用されません。口臭の原因は口腔内が不衛生の状態であることがほとんどです。

 今回は、自分の口臭についてチェックする方法やインプラント治療後に口臭が発生する主な原因について詳しく説明します。また、口臭のケアについても紹介します。口腔内の健康維持のためにも正しいケアを行い、美しい笑顔を手に入れましょう。

自分の口臭のチェック方法

 口臭の原因と対策を説明するにあたって、ご自身で口臭があるかチェックする方法をいくつかご紹介します。自分自身の口臭は自分では気づきにくいため、定期的に口臭のセルフチェックをし、他人に口臭がきついと思われる前に対策をしましょう。

デンタルフロスを使用し、ニオイのチェック

 デンタルフロスは、歯間部の清掃に使われます。歯間部はすき間が大きいと汚れが溜まりやすくなります。食べかすや歯垢が発見され、ニオイがある場合は口臭を発している可能性があります。
 デンタルフロスは毎日の食後に使用することで口臭の対策やむし歯の予防にもつながります。

鏡を使って舌苔の確認

 舌苔(ぜったい)とは舌に蓄積した細菌や食べかすなどによる白い苔状のものです。また、舌苔の蓄積の原因は唾液の分泌量が低下していたり、喫煙、栄養不足、ストレスなども考えられます。
 鏡を使用して舌の表面を観察してみましょう。健康な舌はピンク色をしていますが、舌苔が多く見られる場合、口臭が発生している可能性があります。

コップや袋に息を吹き込み、ニオイのチェック

 すぐに口臭を確認できる方法として、コップや袋を使用し口臭をチェックする方法を紹介します。
 コップに自分の息を吹き込んで、息が逃げないように蓋をしつつ、すき間からニオイを嗅いでみましょう。ニオイを感じた場合、口臭がある可能性があります。

 口臭は他人が指摘しにくいデリケートな部分になります。今回紹介したセルフチェックを定期的に行い、口臭の早期発見と予防に努めましょう。そして、口腔内の健康維持のためには定期的な歯科検診を受けて、歯科医師や歯科衛生士に相談することが大切です。

インプラント治療後の口臭の主な原因

 インプラント治療後に発生する口臭の原因について紹介します。当てはまる方は口臭がある可能性があります。当てはまるが口臭がないといった方も後に口臭に悩むかもしれません。あらかじめ、口臭の原因を知っておき、日ごろから予防することを心掛けましょう。

正しい口腔内ケアができていない

 歯磨きの際に磨き残しがあると口臭の原因になる可能性があります。正しい口腔内ケアを行うことは大切です。これはインプラントに限らず、自然の歯においても当てはまります。口腔内に食べかすや歯垢が蓄積していくと口臭はきつくなり、むし歯や歯周病の原因にもなります。そのためにも磨き残しは可能な限りなくしておくことが大切です。以下に、磨き残しを減らすための対策を紹介します。

対策①:適切な歯磨き

 歯磨きで大切なことは歯ブラシで歯を磨く際は小刻みに動かして、優しく磨くことです。強い力で押し付けて、荒々しく磨くと歯のエナメル質や歯ぐきを傷つけてしまいます。また、磨く場所は外から見える歯の表面だけではなく、舌側の裏の部分、歯と歯ぐきの間もしっかりと磨きましょう。歯間部は歯ブラシでは磨きにくいのでデンタルフロスを使用して磨き残しがないように取り組みましょう。

対策②:月に1度の歯ブラシの定期的な交換

 歯ブラシは毎月1度の交換をおすすめします。同じ歯ブラシを長期間使い続けると毛先の部分が広がってしまいます。すると狙った箇所に毛先が届かず、上手に磨けなくなります。結果として汚れが溜まりやすくなります。また、歯ブラシ自体にも汚れが溜まっていくので長期間の同じ歯ブラシを使用すると細菌が繁殖してしまいます。したがって、同じ歯ブラシを使用し続けることは口臭を発生させる可能性があります。

インプラント周囲炎の進行

  インプラント周囲炎になると口臭がきつくなる可能性があります。インプラント周囲炎はインプラントの周囲の歯ぐきの腫れや膿の発生、出血してしまうなどの炎症を指します。
 インプラント周囲炎は歯磨きの際、磨き残しがあるなど口腔内が不衛生な状態であることが原因になります。また、インプラント周囲炎は放置すると顎の骨が吸収されたり、歯ぐきが下がっていきます。症状が進行すると顎の骨とインプラントの結合が弱くなることで安定性を失い、ぐらつきが起こります。やがてインプラントが脱落することも考えられます。

 インプラント周囲炎は口臭だけではなく、インプラントの寿命にも影響があります。セルフケアを怠らず、歯科医院にて問題点を確認してもらい、クリーニングを受けることをおすすめします。

 以上のことから正しいケアができていないことやインプラント周囲炎の進行は、口臭の主要な原因の一つです。口腔内の問題は放置しておくと口臭以外にも健康な歯やインプラントの寿命にも影響します。しかし、適切なケアと早期の対策を取ることで、口臭を予防し、口腔健康を維持することができます。

まとめ

インプラント治療が原因で口臭が発生する可能性は低い

 口臭の原因である、正しいケアの欠如、インプラント周囲炎について紹介しました。ただし、口臭の原因は他に存在します。ニオイがキツイ食べ物、喫煙習慣、アルコール摂取、歯周病など、さまざまな要因が口臭を引き起こす可能性があります。

 理解しておくべきポイントは、インプラント治療を受けたことが原因で口臭が発生する可能性は極めて低いということです。インプラント治療を受けるにあたって手術や顎の骨との結合などに影響すると思われる箇所がある場合、問題を解決させてからインプラント治療を行います。したがってインプラント治療直前の口腔内は口臭の原因が取り除かれていることがほとんどです。インプラント治療を終えたからといって不健康な生活習慣になってしまうと口腔内は不衛生な状態になり、口臭の原因が発生しやすくなります。こういったことからインプラント治療が原因で口臭が発生したと誤解されやすいです。

 インプラント治療後は生活習慣を見直し、健康を維持できるよう、セルフケアに注意を払いましょう。日々のケアが口臭対策につながり、インプラントの寿命も延ばす助けになります。また、定期的な歯科検診を受け、歯科医師に口腔内の状態をチェックしてもらいアドバイスを受けることも大切です。

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投稿者:医療法人すずき歯科(tokushima-dent.jp)